今日は朝の天気が良く気持ちよい。
こういう時、「外に出なきゃ」 「〇〇しなきゃ」とか思っちゃうんですよね。
ですが、結局ずっと家の中にいました。
ここ何週間か刺繍をやっているので、今日は続きをやろうと思います。
少し停滞していたので丁度いいです。刺繍も1パーツ完成させるのに1時間くらいはかかるので、全体を仕上げるにはまだまだ先が長いです。
なので達成感はあるかな。
完成したらお見せします。
今日は、私が子どもの頃にはまっていた『紙粘土』をご紹介。
かないともこさんのねんどのお人形さんです。
これは鬱の時に久しぶりに作ったものです。2年くらい前ですかね。
この紙粘土には、小学3年生くらいから大ハマりでした。
当時、同級生のお母さんが作っていて、遊びに行くと玄関に飾っていたのを見て一目ぼれしたのです。
すんごい惹かれましたね。(手芸関係がほんとに好きな子どもでした)
それから私の紙粘土修行が始まります。
小3ですから、当然作っても下手なんです。ほぼ独学なので道のりは大変でした。図書館で本を借りてきては何度も何度も作りました。
たいした頭のいい方ではなかったので、説明書を見ても理解しきれなく、けっこう自由にやってました。
特に色塗りが難しく、ほんと下手でしたね。
かなりの細い線や模様を描いている。同じ色がつくれない。
どうやっても、本のような完成品にならないのです。
「すごいなー」
と思いながら、ひたすら日曜日とかは作っていましたね。
そんな粘土作業も数年経ち、中1ぐらいでしたでしょうか。
わたしの腕がメキメキ上がりだしたのです。
形を作ることは、ほぼ本と同じように作れるようになっていました。
何が上がったかというと、色塗りの技術が飛躍的に成長しだしたのです。
・配色を見ると、大体の近い色が想像できて作れるようになったこと。
・細かい模様が描けるようになったこと。
・しっかり本を見て観察できるようになっていること。
自分で言うのもなんですが、その時は『私もここまできた』と思いました(笑)
当時は好きでひたすら作っていただけでしたが、今考えるとすごい成長した瞬間だったんだとわかります。
この感覚は、超えた人にしかわからないです。(笑)
その瞬間は、いきなり来るんです😲
苦節4年かかっていますが、何なんでしょう、中1でいきなり技術が躍進したように思います。
満足できるくらいになったので、それからは身についたことをやるのみ、、、という感じで今に至っています。
鬱になって久しぶりに作りましたが、やっぱり楽しかったです。
あと、自分がやり続けた『継続』の力を、改めて感じました。
「自分にもできていた」という力です。
結果はすぐに出ないんです。
根気強く続けていると、『いつか突然』ということがあるんだ、ということを思い出させてくれました。
ほんとに自分は何もできないダメな人間、、、、という概念が刷り込まれましたので、何をやっても『結果だ』 と、ひどい焦燥感でした。すぐに『できる人間』にならないと終わりだ、、、という思考です。
現代社会は人を間違った方向に進ませます。
すぐ結果を求めさせるのです。
ちょっと考えればわかることです。
そんなに人は優秀ではないということを。
いろんなことができるようになるまでには、時間がかかるということを。
今の自分は時間がかかります。
でも、培ってきたものもあるはずなんです。努力してきたこともある。それを信じて諦めないで勉強して、自分のものにしていきたい。
趣味で夢中になってやっていたことに、こんなに気づかさせてもらいました。
真剣にやっていたことは、絶対無駄にはならないんだ。
思い返して気力充電です😄
さあ、今日は刺繍をしてコロッケも作りますか(笑)
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